Drug Delivery System
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特集 “ライブイメージングを利用した細胞・生体の機能解析”  編集:樋口ゆり子
生きたマウスの組織内における一細胞イメージング
山田 創太樋口 ゆり子橋田 充
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2016 年 31 巻 2 号 p. 146-153

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抄録
生体における細胞や分子の動態や機能は、連続的に大きく変化し、また、それらの性質は、生体内の微小環境の影響を受けて変動する。生体イメージングによって得られる細胞や分子の動的な情報は、生体におけるさまざまな現象の時空間解析を可能にする。しかし、呼吸や心収縮、拍動性の血流、消化管運動といった臓器の動きによるモーションアーティファクトが、解像度の高いイメージングを困難にしている。本稿では、生きたマウスの組織を細胞レベルの解像度でリアルタイムに蛍光イメージングするための技術を紹介する。
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© 2016 日本DDS学会
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