Dental Medicine Research
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臨床講座
ドライマウスの原因と検査法
北川 昇
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2009 年 29 巻 1 号 p. 57-61

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抄録

1964年にNature誌において, ラットの大唾液腺を外科的に切除することにより, 摂食障害が生じることが報告されて以来, 唾液の減少に起因する口腔乾燥症 (ドライマウス) についてさまざまな研究が行われてきた. 本邦においても, ドライマウスを訴える患者は増加傾向にあり, 臨床的にはその診断が重要となる.
本稿では, ドライマウスの原因と診断の基準となる検査法について述べる.

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© 2009 昭和大学・昭和歯学会
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