昭和歯学会雑誌
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磁気共鳴画像法による顎関節部軟組織の描出
岡野 友宏川田 雅章関 健次佐野 司木野 孔司
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1989 年 9 巻 1 号 p. 6-12

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抄録

顎関節内障における関節円板の位置異常, 変形などの画像化に磁気共鳴画像法 (MRI) が有用とされている.ここでは0.5TのMRI装置を用いて顎関節部軟組織の診断学的価値を評価するための予備研究を行った.その結果, 空間解像度は高く撮像時間の短縮が可能であり, 関節円板のみならず外側翼突筋を含む周囲軟組織の動態観察が可能であることが新たに判明した.今後, さらに系統的な臨床研究が必要といえた.

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