昭和大学歯学部口腔衛生学教室
2008 年 28 巻 1 号 p. 31-35
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障害児・者に対する摂食・嚥下機能障害の評価方法には, 成人・高齢患者と異なった対応を行わなければならないことが多くみられる.VF検査やVE検査などは共通しているが, 「指示」嚥下が不可能であることが多い.したがって, 数多くある評価方法の中から複数を組み合わせて診断をより正確に行う必要である.また, 発達期にある患児の場合にはその後の成長を踏まえて歯列不正の予防をも視野に入れた対応が必要となる.今後の歯科医師が行う摂食・嚥下障害患児への対応の一つとして重要であると思われる.
昭和歯学会雑誌
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