日本デジタルゲーム学会 年次大会 予稿集
Online ISSN : 2758-6480
第14回 年次大会
セッションID: 11-3
会議情報

ゲーム開発・2 ( 口頭セッション 11 )
マップコンセプトをもとにしたモティーフ制作によるゲームミュージック開発手法
*八木 冴白*伊藤 謙一郎
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

詳細
抄録
本研究はゲームサウンド開発の、特に楽曲制作の負荷軽減や効率化を目指し、独自のゲームサウンド制作手法「マップ×モティーフ モデル」の提案を行うものである。本モデルは、楽曲制作の足掛かりとなる「モティーフ」とゲーム内の「マップ情報」を連携させたモデルである。また、「音楽要素“モティーフ”を早期に作成し応用する」ことと「ゲームのフィールドマップコンセプトを活用する」ことの2 点の特徴がある。オンラインセミナー「SIG-AUDIO」の登壇を通し、ゲームサウンド制作業務の従事者に対して、モデルの提案とアンケートによる評価を行った。評価を通して得られた内容の、考察を行った結果、本モデルの「モティーフ早期作成」は有効ではあるものの、「マップコンセプトの活用」は有用性と工数が見合わないと結論付けられた。
著者関連情報
© 2024 日本デジタルゲーム学会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top