1979 年 29 巻 8 号 p. 315-323
INIS Atomindex誌の主題索引について,「主標目:副標目」方式と主標目方式による一連のマニュアル・サーチが実施される。前者は後者よりも短時問で再現率10〜40%を適合率45〜20%で,後者は前者よりも短時問で再現率45〜70%を適合率20〜5%で得ることができる。これらの結果は,データベースに実際に付与されている標目の統計と比較される。このようなtwo-level flaggingによる標目の主題索引体系は,単一語のディスクリプタを標目とする体系よりもすぐれているが,1文献あたり少なくとも主標目2個と1主標目に副標目2個を付与し,7個以上の主標目の付与を制限すれば,さらに短時問で高い再現率を達成することができよう。