広島大学大学院生物圏科学研究科
芙蓉海洋開発株式会社
2004 年 5 巻 1 号 p. 31-41
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
海洋深層水による海域肥沃化試験が行われる相模湾において, 自動昇降CTD, 流速計および抵抗板を取り付けた漂流ブイシステムの現場海域試験を実施し,(1) 自動昇降CTDの作動状態と (2) 漂流ブイの流れの追従性を評価した.その結果, 波高1~1.5m以上の荒天時にはCTDの昇降に不安定さが認められたが, これ以下の波高では正常に作動し, また, ブイによる流れの追従性も概ね良好であった.併せて, 今後, 漂流ブイシステムの改良すべき点を検討した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら