エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
第22回エレクトロニクス実装学会講演大会
セッションID: 17A-09
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コモンモード放射低減のための平衡度不整合理論に基づくガードトレース接地法
*松嶋 徹渡辺 哲史豊田 啓孝五百旗頭 健吾古賀 隆治和田 修己
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抄録
幅が狭い帰路面上を配線されている信号伝送系から放射するコモンモード放射を抑制する手法に、ガードトレースを用いる方法があるが、ガードトレースの設置位置や間隔によっては放射が増加する。放射が増加する原因として、ガードトレースが共振する周波数において、伝送線路の断面形状が変化する点のガードトレース電位が増加するためである。したがって、放射低減効果を得るためには所望の周波数帯でガードトレースが半波長共振を生じない間隔でビアを設置する必要がある。
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© 2008 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
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