抄録
光架橋性基であるシンナモイル基とアゾベンゼン基が異なる割合で導入されたメタクリレート系側鎖型高分子液晶共重合体を合成し、それらの薄膜における長波長光633nm光によるアゾベンゼンの軸選択的なcis-trans光異性化に基づく光配向を用いた協調的な光配向について検討した。この結果、アゾベンゼン含有量が多い共重合体において、長波長光を用いた光配向法によって偏光電界に対し両光反応性メソゲンともに平行方向に配向が誘起された。光架橋性基により配向は固定化されるので、全体として安定な配向が達成された。