主催: 日本液晶学会
会議名: 2006年 日本液晶学会討論会
開催地: 秋田大学 手形キャンパス
開催日: 2006/09/13 - 2006/09/15
ネマチック液晶にキラル置換基を有するアゾベンゼン誘導体、レーザー色素をドープして、コレステリック液晶を調製した。Nd-YAGレーザーの第二高調波を光源としてコレステリック液晶を励起したところ、レーザー発振が観察された。 このコレステリック液晶に、キラルアゾベンゼン誘導体がトランス体からシス体に光異性化する光を照射しながら、レーザー発振挙動を測定したところ、トランス体からシス体への光異性化に伴い、レーザー発振光がシフトすることがわかった。シフトする方向は、アゾベンゼン誘導体の構造ににより短波長、長波長側、いぞれにもシフトすることがわかった。