日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
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2006年 日本液晶学会討論会
セッションID: 2A05
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架橋性オリゴチオフェンを利用した液晶マイクロレンズの固定化
*八木 岐諭木下 基宍戸 厚池田 富樹
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抄録
架橋性オリゴチオフェンを低分子液晶に数モル%ドープし,光重合することでマイクロレンズの作製を検討した。波長488 nmのAr+レーザー光を照射したところ,スクリーン上に干渉縞が現れた。サンプルの配向変化の度合いを干渉縞の数で評価し,屈折率変化を見積もったところ,その度合いは光強度に大きく依存することがわかった。さらに同時に紫外光を照射することで分子配向を固定化できることが明らかになった。
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© 2006 日本液晶学会
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