抄録
今回、幅広い温度範囲でファンデルワールス力を可視化する材料の開発を目的に、新規なbis{bis[4-(3,4-dialkoxy)phenoxy]phenylglyoximato}nickel(_II_)錯体を合成した。今回の新規物質は温度によって色調が変化するサーモクロミズムを示した。中心金属を周辺の置換長鎖がファンデルワールス力により締め付ける。これが原因でサーモクロミズムを示す。この見かけの圧力は、今まで知られているグリオキシムNi錯体の中で、最高で液晶温度範囲も最も広いことがわかった。