日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
Print ISSN : 1880-3490
ISSN-L : 1880-3490
2010年 日本液晶学会討論会
セッションID: PB57
会議情報
マイクロストリップラインを用いた液晶位相変調器におけるセル構造パラメータの影響
*伊藤 佑介川上 貴之笹森 崇行礒田 陽次伊東 良太本間 道則能勢 敏明
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
これまで高周波の良好な平板回路であるCPW基板を用いて、ミリ波位相変調器を実現する試みを行ってきたが、伝搬するミリ波の感じる実効的な液晶の誘電率変化が半分以下になる問題があった。そこで本研究では、マイクロストリップラインに注目した新しい素子構造を提案し、その基本的な特性についてFDTD法を用いた解析を行った。ここでは、セル厚、電極幅、誘電率などのセル構造パラメータのマイクロ波・ミリ波帯における伝搬特性に対する影響について詳しく調べた結果について報告する。
著者関連情報
© 2010 日本液晶学会
前の記事 次の記事
feedback
Top