日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
Print ISSN : 1880-3490
ISSN-L : 1880-3490
2011年 日本液晶学会討論会
セッションID: 1c11
会議情報
ツイスト配向液晶エラストマーリボンの形態の選択性と温度依存性
澤 芳樹*浦山 健治瀧川 敏算Fangfu YeVianney Gimenez-PintoRobin SelingerJonathan Selinger
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
膜の表裏面間でダイレクターが連続的に90度回転しているツイスト配向をもつ液晶エラストマーをキラルインプリント法で作製した。この試料のマクロ形態を温度および幅/膜厚比を変数として実験的に調べた。幅/膜厚比が増加するにつれて、リボン状試料の形態はヘリコイド形態からスパイラルリボン形態に変化した。また、各形態の螺旋ピッチなどの構造パラメータは温度に強く依存し、ある温度では螺旋の向きの反転が生じた。実験結果を理論とシミュレーションによって説明した。
著者関連情報
© 2011 日本液晶学会
前の記事 次の記事
feedback
Top