日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
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ISSN-L : 1880-3490
2011年 日本液晶学会討論会
セッションID: 2c05
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キュービック液晶同族体(BABH-n)の圧力下の液晶構造転移
*前田 洋治沓水 祥一櫻井 伸一
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抄録
光学的等方性のサーモトロピックキュービック液晶(Cub)相を示すヒドラジン系化合物同族体BABH-n(nはアルキル鎖中の炭素数)でnが12以上のBABH-12と-18はいずれも常圧下でCr-Cub(Ia3d)-I転移を示し、BABH-14はCr-Cub(Im3m)-I転移、またBABH-16はCr-Cub(Im3m)-Cub(Ia3d)-I転移を示す。これら構造転移に及ぼす圧力依存性について、静水圧下の広角X線回折を行い、いくつか興味ある結果をえた。1つはBABH-8~BABH-10はCr-Cub-SmC-I転移をとるのに対して、長鎖長のBABH系はそれぞれの圧力範囲でCr-SmC(hp)-Cub-I転移を示し、Cub相とSmC相の相系列の逆転が起こること、1つはIa3d-Cub相の格子パラメータが圧力とともに約22-23%増大する事実を見出した。
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© 2011 日本液晶学会
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