日本液晶学会討論会講演予稿集
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2011年 日本液晶学会討論会
セッションID: S4
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感光性、非感光性シルセスキオキサンとシルセスキアザンの物性評価
野中 敏章田代 裕治*横山 大志
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抄録
新規なシルセスキオキサン、シルセスキアザン製品を開発した。シリコーンポリマーは、高耐熱性や、高い透明性などの物性から、電子材料分野でも長年にわたり研究されている。さらに、有機-無機ハイブリッドのポリマーは、その独特な構造から由来する特異な光学的、物理的特性が報告されて以来、多くの関心を集めている。しかし、多岐にわたるポリマー構造から、有用なポリマー構造を制御しながら合成することは非常に困難であり、量産化において高コスト化などの問題があるため、既存の製品には大きな障害がある。我々が開発した新規なシルセスキオキサン(SQ)製品は、低温硬化、高い鉛筆強度、透明性、平坦性などの非常に優れた膜特性を備えている。さらに、DNQ-PACを加えたシルセスキオキサン製品は、レジスト剥離液に耐性のあるポジ型感光性性質を有し、0.2 m から 10 m程度の膜厚において特に優れた性能を示す。新規な合成法より合成されたシルセスキアザン材料は、高屈折率、高い透明性を備えている。これら特性を持つシルセスキオキサン、シルセスキアザン製品は、TFTの絶縁材料や、ハードコート材料、OLED, LED, Solar Cell用途などの幅広い用途に応用が可能と考えられる。 本講演において、弊社の新規なコーティング材料の特性を発表する。
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© 2011 日本液晶学会
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