日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
Print ISSN : 1880-3490
ISSN-L : 1880-3490
2012年 日本液晶学会討論会
セッションID: PA15
会議情報

PA15 ピリジルイミダゾリウム塩の水素結合を用いた超分子型イオン液晶(化学・材料,ポスター発表,2012年日本液晶学会討論会)
幸本 重男*晴山 和直高橋 正洋岸川 圭希
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
イオン液体は、その不揮発性、触媒活性、高イオン伝導性から注目を浴びており、反応溶媒、抽出溶媒としての用途のみならず各種デバイス用の電解質材料としての期待も高まっている。イオン液体類似のイオン液晶はミクロ相分離が容易に起こり、液晶相の安定化が期待できる。さらに、非等方的なナノ構造を有するイオン液晶は、等方相状態に比べ、イオン伝導度が大きく向上することが報告されている。当研究室ではこれまでに水素結合を利用した超分子型のイオン液晶を開発し、スメクチック相、カラムナー相、キュービック相といった多彩な液晶相が発現することを報告してきた。本研究では、効率的なイオン伝導材料の構築を目指し、水素結合アクセプターとして働くピリジルイミダゾリウム塩をコアとし、末端に重合基としてアクリレートを導入した安息香酸誘導体からなる水素結合性の超分子型錯体を作製し、液晶性を調査した。アクリレート基の導入により、液晶相転移温度の減少が見られた。
著者関連情報
© 2012 日本液晶学会
前の記事 次の記事
feedback
Top