Experimental Animals
Online ISSN : 1881-7122
Print ISSN : 0007-5124
ナキウサギOchotona rufescens rufescensの皮膚の生物学的特性
―皮膚のヒスタミン量―
児玉 幸夫酒井 健夫内藤 克司堀内 茂友
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1990 年 39 巻 3 号 p. 401-406

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抄録
ナキウサギの皮膚の各局所におけるヒスタミン量を測定し, ウサギ, モルモットおよびラットと比較した。ナキウサギの皮膚の平均ヒスタミン量は, 22.6μg/gであったが, 各局所のヒスタミン量は肛門周囲>腹部中央部>背部中央部=肩甲間部>腰部>頭部>耳介の順となった。ナキウサギの耳介を除く6局所の皮膚におけるヒスタミソ量は, ウサギおよびモルモットの約2~5倍と高かったが, ラットとは肛門周囲を除く皮膚6局所のヒスタミソ量はほぼ同様であった。耳介のヒスタミン量は, ナキウサギとウサギ, モルモット, ラットの間に大差はみられなかった。ナキウサギの皮膚のヒスタミソ量は, ウサギよりラットに近かった。ヒスタミソ定量と同時に測定したナキウサギの皮膚組織中の肥満細胞数は平均9.9個/mm2で, 皮膚7局所ともにラットより少なく, ウサギやモルモットより多かった。
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© 社団法人日本実験動物学会
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