マルホ(株)
2016 年 52 巻 11 号 p. 1064-1065
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プロプラノロール塩酸塩シロップ小児用0.375%は、本邦初の乳児血管腫の適応症を有する内服薬である。国内第III相臨床試験において、乳児血管腫に対し1mg/ kg/日で投与開始し、原則2日間毎に1mg/kg/日ずつ増量後、3mg/kg /日を維持用量とした。1日2回24週間投与され、24週後の乳児血管腫に対する有効率は78.1%であった。主な副作用は下痢4例、拡張期血圧低下、収縮期血圧低下、ALT増加、AST増加各2例であった。
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