ファルマシア
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最新号
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目次
  • 2025 年 61 巻 5 号 p. 384-385
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル フリー

    特集:未来のがん治療

    特集にあたって:現在,生涯でがんに罹患する確率は,男女とも2人に1人と言われている.一方,診断技術の向上による早期発見や分子標的薬の登場により,一部のがんを除いて5年生存率が上昇してきた.免疫チェックポイント阻害薬によるがん治療や光免疫療法など,ひと昔前は考えも及ばなかった治療法が現在では臨床現場で使われるようになったが,それらに続けとばかりに,がんに対するいろいろな治療法が創出され,その有効性が検討されている.その多くは,副作用の軽減や高い治療効果など,患者の願いと期待を背負っている.そこで本特集号では,よく耳目を集める治療法から目から鱗の治療法まで,「未来のがん治療法」としていくつかを解説していただく.

    表紙の説明:がん細胞は,転移や耐性など生物学的機能を駆使し,がん微小環境をも作り出して生き延びようとする.それらを打ち破るべく,数十年前では想像もできなかった治療薬や治療法も,近年では臨床で使用されるようになってきた.そして今現在も,がん治療の効果の増大や副作用の軽減に向けて,化学的,生物学的(ウイルスや細菌,各種細胞の利用など),物理的(腫瘍摘出術,粒子線の利用など)手段を含めた様々なモダリティの開発が行われている.

オピニオン
Editor's Eye
セミナー
  • 秋元 哲夫
    2025 年 61 巻 5 号 p. 393-397
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり
    電子付録

    陽子線治療はその優れた物理学的な特性(ブラッグピーク)により、腫瘍周囲の正常組織への被ばく線量の低減が可能である。その特性を生かして、大型の肝細胞がん、頭蓋底腫瘍を含む頭頸部がん、小児がんなどでその有効性が確立している。更に強度変調陽子線治療が臨床応用されており、X線による強度変調放射線治療を上回る線量分布実現も可能となり、その有効性検証が期待される。保険収載も2016年から進んでおり、治療へのアクセスが格段に容易となってきている。

セミナー
  • 塩見 明生
    2025 年 61 巻 5 号 p. 398-401
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり
    電子付録

    ロボット支援手術は、外科医が高精度の手術支援ロボットを操作する技術で、大腸がん治療において注目されている。直腸がんでは開腹手術移行率低下や機能温存が、結腸がんでは合併症減少や短期成績向上が期待されている。

    2024年版大腸癌治療ガイドラインでは、直腸がんに「強く」、結腸がんに「弱く」治療選択肢として実施することが推奨されている。将来的にはコスト低減、AI活用、遠隔手術の進展が期待されており、さらなる技術革新が求められる。

セミナー
最前線
  • 臨床応用を目指した創薬研究
    藤原 俊義, 黒田 新士, 田澤 大
    2025 年 61 巻 5 号 p. 407-412
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    分子生物学の進歩は生物のゲノム解析を可能とし、さらに遺伝子工学技術を駆使することで遺伝子改変ウイルスをがん細胞のみを殺傷する治療用医薬品として用いることができるようになってきた。ウイルスはその生活環として、本来ヒトの細胞に感染、増殖し、その細胞を様々な機序により破壊する。この細胞障害性をがん細胞のみで発揮することで安全性を確保し、臨床的にがん治療用ウイルスとしての使用が期待できる。本稿では、遺伝子改変アデノウイルス製剤を中心に、がんに対するがん治療用ウイルスの開発状況を紹介する。

最前線
最前線
最前線
最前線
  • 新居 輝樹, 片山 佳樹
    2025 年 61 巻 5 号 p. 427-432
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり
    電子付録

    がんはケモカインを産生してマクロファージを呼び込むと、抗炎症型であるM2類似のがん関連マクロファージ(TAM)に分極させ、がんを免疫の攻撃から回避できる「免疫抑制環境」に変えてしまう。この性質を逆手に取り、我々はM2分極時に発現するアルギナーゼに応答して強い急性炎症を引き起こすサイトカインTNF-αを放出する遺伝子組換えマクロファージ「MacTrigger」を開発した。このMacTriggerを担がんマウスに静脈内投与すると、がんに集積したのちTNF-αを放出することで免疫抑制組織のがんは炎症性組織に転換し、自己の免疫でがんを治療できる。ここでは、その基礎的データを基にその特徴を紹介する。

最前線
  • 河野 裕允, 大河原 賢一
    2025 年 61 巻 5 号 p. 433-437
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり
    電子付録

    抗がん剤を腫瘍へ送達するためのDDS製剤は、EPR効果を利用することを前提として設計・開発されることが多い。しかし、EPR効果がほとんど認められないがんも存在することから、EPR効果に依存しない新たなDDS技術の開発が望まれている。近年、免疫細胞や幹細胞の一部が自発的に腫瘍へ浸潤することが明らかにされ、抗がん剤キャリアとしての応用が期待されている。本稿では、これらの細胞を利用したがん指向型DDSの開発について、現状と課題も含めて概説させていただく。

日本ベンチャーの底力 その技術と発想力
薬用植物園の花ごよみ
日本人が知らないJAPAN
  • 李 政洙
    2025 年 61 巻 5 号 p. 441
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    私の母国である韓国と日本は地理的に近いため、古くからの交流により基本的な生活、文化も近い。しかし、日本での生活を通してコミュニケーションの細かな違いを感じた。日本人の「つかず離れず」の距離感に関するエピソードに対して韓国人としての感想を述べた。現在、日本生活8年目を迎えた私は、自分なりに日本人と距離を縮める方法を考え、日本に住む韓国人として、異文化コミュニケーションを楽しんでいる。

期待の若手
期待の若手
トピックス
  • 田上 拓磨
    2025 年 61 巻 5 号 p. 446
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    7-アミノインドールは,医薬品や生理活性物質に広く見られる重要な骨格である.この骨格を効率的に構築する手法として,インドールの位置選択的なアミノ化反応が注目を集めている.しかしながら,従来法で導入できるアミノ基はN-保護体に限られており,その後の脱保護を経て目的の7-アミノインドールに変換する必要があった.本稿では,Wangらによって報告された,インドールの位置選択的な第一級アミノ化反応による7-アミノインドールの的合成について紹介する.

    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.

    1) Prabagar B. et al., Chem. Soc. Rev., 50, 11249-11269(2021).

    2) Wang Z. -L. et al., Angew. Chem. Int. Ed., 63, e202412103(2024).

    3) Ma C. -R. et al., Nat. Catal., 7, 636-645 (2024).

  • 髙松 正之
    2025 年 61 巻 5 号 p. 447
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    核医学治療は,生体に投与した放射性同位元素(RI)の放射線で病巣の細胞を殺傷する治療法であり,特に生体に投与して局所的に内部照射を行う「標的アイソトープ治療(targeted radioisotope therapy: TRT)」に注目が集まっている.しかし,強力な治療効果を示すにもかかわらず,適応疾患は一部の難治性がんに留まっている.その原因は,腫瘍組織だけでなく,正常組織の殺傷を引き起こすことにある.そのため,腫瘍組織への集積・滞留と正常組織からの排出のバランスが重要となる.他方で,生体内で共有結合を形成するコバレントドラッグも近年注目を集めている.主に抗がん剤の領域で,標的共有結合性阻害薬(targeted covalent inhibitor: TCI)として,上皮増殖因子受容体阻害薬等が既に上市されている.TCIの特徴として,がん標的リガンドに求電子的な共有結合形成ユニット(warhead)が連結しており,標的と近接した時にのみタンパク表面の求核性残基と共有結合を形成する.そのため,腫瘍組織に滞留し,薬効持続性を発揮する.今回,上記2つの薬剤メカニズムを組み合わせた新しい戦略が報告されたので,本稿にて紹介する.

    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.

    1) de Vries E. G. E. et al., Nat. Rev. Clin. Oncol., 16, 241-255(2019).

    2) Boike L. et al., Nat. Rev. Drug Discov., 21, 881-898(2022).

    3) Cui X. -Y. et al., Nature, 630, 206-213(2024).

    4) Giesel F. et al., J. Nucl. Med., 60, 386-392(2019).

  • 西殿 悠人
    2025 年 61 巻 5 号 p. 448
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    天然物の構造決定は,ここ数十年にわたるNMR装置を含めた各種分析機器の発展に伴い,比較的容易になった.しかしながら,依然として,天然物の構造決定に誤りが見つかることも珍しくない.誤って構造決定された天然物の存在は,更なる誤った発見につながる可能性があるため,そのような天然物を発見し,真の構造を解明することは重要である.本稿では,このような背景のもと,NMR化学シフトの実験値と計算値を踏まえ,人工ニューラルネットワークを使用したパターン認識分析(artificial neural network- pattern recognition analysis: ANN-PRA)とDP4+解析を組み合わせたアプローチにより,天然物であるヘリアンヌオール類の構造を検証したMartoranoらの研究を紹介する.

    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.

    1) Martorano L. H. et al., J. Org. Chem., 89, 8937-8950(2024).

    2) Sarotti A. M., Org. Biomol. Chem., 11, 4847-4859(2013).

    3) Zanardi M. M., Sarotti A. M., J. Org. Chem., 80, 9371-9378(2015).

    4) Grimblat N. et al., J. Org. Chem., 80, 12526-12534(2015).

  • 佐々木 栄太
    2025 年 61 巻 5 号 p. 449
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    近年,超音波を用いた細胞制御技術である音響遺伝学(sonogenetics)が,新たな生命科学のツールとして注目されている.音響遺伝学は,光を用いる光遺伝学(optogenetics)と比較して,生体深部への到達性に優れ,非侵襲的な応用が期待されている.この技術の実現には,メカノセンシティブチャネル,マイクロバブル,ガス小胞(gas vesicle: GV)などの音響応答性の媒介物質が重要な役割を担う.このうちGVは,一部の微生物が浮力を得るために進化させたタンパク質の殻(シェル)から成る中空の円筒形構造体であるが,超音波イメージングにおける造影剤として,またはレポータータンパク質として応用されてきた.本稿では,GVを従来のような造影剤やレポータータンパク質ではなく,超音波刺激の活性化剤として活用することで,音響遺伝学に新たな展開をもたらす論文を紹介する.

    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.

    1) Hahmann J. et al., Angew. Chem. Int. Ed., 63, e202317112(2024).

    2) Jazbec V. et al., ACS Nano, 18, 16692-16700(2024).

    3) Huber S. T. et al., Cell, 186, 975-986(2023).

  • 永沼 達郎
    2025 年 61 巻 5 号 p. 450
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    「人の肌は弱酸性」というのは多くの人が聞いたことのある話であろう.これは,pH電極やpH指示薬を用いた手法により実験的に示されており,皮膚の内側から表面に向かって中性から弱酸性となるpH勾配を示すと考えられてきた.しかし,これら従来の手法では侵襲性が高い,あるいはpH指示薬を溶解する有機溶媒の影響により,定常状態におけるpH分布が正確に反映されていない可能性があった.本稿では,ライブイメージング技術と独自のレポーターマウスを用いることで定常状態における生体皮膚表面のpH分布を可視化し,従来考えられていなかった「皮膚表面における三層の異なるpH領域に区画化された構造」を明らかにしたFukudaらの論文を紹介する.

    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.

    1) Ohman H., Vahlquist A., Acta Derm. Venereol., 74, 375-379(1994).

    2) Niesner R. et al., Pharm. Res., 22, 1079-1087(2005).

    3) Fukuda K. et al., Nat. Commun., 15, 4062(2024).

  • 中村 庸輝
    2025 年 61 巻 5 号 p. 451
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    「痛み」は,身体に異常が生じていることを知らせる警告系の役割を果たす重要な感覚である.一方で,長期間続く痛みは,警告系の意義を果たしておらず,患者の生活の質を著しく低下させる要因となるため,積極的に取り除く必要がある.麻薬性鎮痛薬に分類されるモルヒネは,最も強力な鎮痛薬の1つである.しかし,近年では麻薬性鎮痛薬が不正に利用され,薬物依存者数の増加,過剰摂取による呼吸抑制作用での死者数の増加など,深刻な社会問題となっている.したがって,モルヒネがもたらす強力な鎮痛効果の作用メカニズムを解明し,上記に示した現在の麻薬性鎮痛薬の諸問題を回避する新たな鎮痛薬の開発が重要である.これまでに麻薬性鎮痛薬は,脳内の縫線核における延髄腹内側核(rostral ventromedial medulla: RVM)に作用し,脊髄後角へ投射する下行性疼痛抑制系を賦活することにより,その鎮痛効果を発揮することが示されている.しかし,本機構に関与する詳細なRVM神経細胞群は不明であった.本稿では,モルヒネが鎮痛効果をもたらすための作用メカニズムを詳細に解析し,新たな神経基盤の同定に成功したFattらの研究成果を紹介する.

    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.

    1) Corder G. et al., Annu. Rev. Neurosci., 41, 453-473(2018).

    2) De Preter C. C., Heinricher M. M., Trends Neurosci., 47, 447-460(2024).

    3) Fatt M. P. et al., Science, 385, eado6593(2024).

  • 野依 修
    2025 年 61 巻 5 号 p. 452
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    本稿では,ウイルス増殖環の理解を深化させるうえで極めて重要な知見となる,輸送小胞のリサイクリングエンドソーム(RE)への成熟および輸送制御機構の一端を明らかにしたStockhammerらの研究を紹介する.

    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.

    1) Stockhammer A. et al., Nat. Cell Biol., 26, 1845-1859(2024).

    2) Waguri S. et al., Mol. Biol. Cell, 14, 142-155(2002).

    3) Bottanelli F. et al., Mol. Biol. Cell, 28, 1676-1687(2017).

  • 門村 将太
    2025 年 61 巻 5 号 p. 453
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    抗菌薬は,様々な感染症の治療に用いられる薬剤の1つである.感染症は,ときに臓器障害を伴う敗血症を呈する.敗血症の治療において,抗菌薬は投与の遅れが生命予後を悪化させるほど,重要なキードラッグである.抗菌薬の治療効果は,薬物動態学/薬力学(pharmacokinetics/pharmacodynamics: PK/PD)理論に基づくパラメータを目標値以上に到達させることで高まり,βラクタム系抗菌薬(β-lactam antibiotics: BLs)は細菌の最小発育阻止濃度を超える時間を,より長くさせることが求められる.BLsの血中濃度は,腎クリアランスに大きく依存する.しかし,敗血症の病態は炎症によるサードスペースの増加などに伴い,推定糸球体濾過速度が130mL/min/1.73m2以上と正常よりも高くなる,過大腎クリアランス(augmented renal clearance: ARC)を生じる場合もあれば,一方で急性腎障害を生じる場合もあり,腎クリアランスが変動しやすく,従来の間欠投与(intermittent infusion: II)では血中濃度を維持しにくい.この課題を克服できるのが持続投与(continuous infusion: CI)である.本稿では,集中治療室(intensive care unit: ICU)入室を要する敗血症患者を対象として,ピペラシリン/タゾバクタム(piperacillin/tazobactam: PIPC/TAZ)およびメロペネム(meropenem: MEPM)のCIの有用性をIIと比較したBLING-Ⅲ試験を紹介する.

    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.

    1) Joel M. D. et al., JAMA, 332, 629-637(2024).

    2) Monti G. et al., JAMA, 330, 141-151(2023).

    3) Bavaro D. F. et al., J. Antimicrob. Chemother., 78, 2175-2184(2023).

    4) Abdul-Aziz M. H. et al., JAMA, 332, 638-648(2024).

紹介
追悼
  • 新井 洋由
    2025 年 61 巻 5 号 p. 444
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    野島庄七先生(1947(昭和22)年東京帝国大学医学部薬学科卒業)は,2024年12月27日に満100歳でご逝去された.先生は,我が国のリン脂質研究の草分け的存在として脂質の化学・生化学の発展に大きく貢献された.また,東京大学では評議委員,薬学部長・研究科長,帝京大学では薬学部長・副学長などを務め,大学運営にご尽力された.さらに,日本学術会議会員,大学設置審議会専門委員,学術審議会専門委員,中央薬事審議会委員,などを歴任され国家行政にも大きく貢献された.

追悼
  • 砂塚 敏明
    2025 年 61 巻 5 号 p. 463
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/05/01
    ジャーナル 認証あり

    Amos B. Smith, III先生は, 2025年2月3日に満80歳にてご逝去されました.

    Smith先生のご研究は複雑な天然有機化合物の全合成,生物有機化学,材料化学の分野と広範囲にわたり、世界の有機合成化学の最前線でご活躍されていました.天然物合成においては,標的化合物を華麗にかつ効率的に組み上げる技術が傑出しており,その中でも,各フラグメントを連続的に連結できるAnion-Relay-Chemistry(ARC)を開拓されたことは特筆すべきものとして挙げられます.

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