国立保健医療科学院
2020 年 56 巻 8 号 p. 729-732
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近年,紙巻タバコの有害性が問題となり,電子タバコや加熱式タバコなどの非燃焼式タバコが普及している,しかし,最近,米国で電子タバコの喫煙による肺障害,さらに関連する死者も報告されている.現在,肺疾患の原因となる化学物質は特定されていないが,非燃焼式タバコから多くのカルボニル化合物やオキシド類が検出されている.また,主流煙は2μm以下の微小粒子が大半を占め,直接肺胞に達することから健康影響が懸念される.
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