ファルマシア
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薬学会賞受賞 青木淳賢氏の業績
新井 洋由
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2024 年 60 巻 4 号 p. 348

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抄録
2023年度の日本薬学会賞を受賞者 東京大学薬学系研究科教授 青木淳賢氏の業績の要約である。青木氏は、生理活性脂質の中で、新たな生理活性リゾリン脂質及びその受容体や合成酵素を次々に同定し、生理活性リゾリン脂質/リゾリン脂質メディエーターという学問分野を創生した。さらに、合成酵素の一つ(オートタキシン)が肝硬変のバイオマーカーになることを明らかにし、その測定系を検査薬として上梓することにも成功している。
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© 2024 The Pharmaceutical Society of Japan
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