抄録
円錐型マンドレルによるチューブ状フィルムの延伸プロセスを開発し3~6),円錐マンドレル上での高密度ぷリエチレンの縦方向及び円周方向への延伸倍率の変化を測定した。縦延伸倍率惹は円周方向の延坤倍率λ2の増加と共に先ず減少し,次いで増加する。dλ1/dλ2<0の領域では,ゴムの場合と同様1, 2), d2λ1/dλ22>0であるが,dλ1/dλ2>0の領域ではゴムの場合と異なりdλ1/dλ22<0となることを見出した。降伏点後の縦方向の応力の増加が小さいと,λ1の極小点直後のdλ1/dλ2は大きくなり,破断しやすくなると考えられる。