抄録
外装アルミパネルに用いられている焼付塗料としては、ふっ素樹脂塗料が主流であり、3種類の異なる樹脂が用いられている。そこで、屋外暴露試験を実施して、暴露10年における耐候性の比較を行った。その結果、ふっ素樹脂塗料は、ウレタン樹脂塗料と比較すると耐候性が高く、屋外暴露10年でも著しい劣化は認められず、良好な状態である。しかし、ふっ素樹脂塗料でも、同一樹脂でも耐候性に差があり、樹脂の種類による差よりも銘柄間の差の方が大きいことが分かった。したがって、樹脂の種類による差よりも、顔料の種類や量の違いおよび分散が悪いために、耐候性が異なっていると考えられる。