日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2006年大会学術講演会研究発表論文集
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コンクリート用塗布含浸材の性質
*白井 篤叶 健児永井 香織井出 一直三村 俊幸小川 晴果大濱 嘉彦
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 56

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抄録
コンクリート用塗布含浸材とは,コンクリート表面に塗布することによって,その表面から内部に浸透して,コンクリート表層部に新しい機能を付与し,コンクリート本来の機能を回復させるものをいう。現在,この材料は,年間約1,500tも消費され,その施工面積は,500万?に達している。このような状況にあるにもかかわらず,コンクリート用塗布含浸材に関する試験方法の整備状況は,不十分である。コンクリート・ポリマー複合体の試験方法小委員会(主査:大濱嘉彦)では,コンクリート用塗布含浸材の試験方法及び品質規格を制定すべく,まず,コンクリート用塗布含浸材の吸水率、透水量及び凍結融解試験を行ったので,それらの結果について報告する。
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© 2006 日本建築仕上学会
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