日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2006年大会学術講演会研究発表論文集
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建物から採取した経年劣化シーリング材の物性
その1 ノンワーキングジョイントから採取したシーリング材の物性
*牧野 雅彦榎本 教良添田 智美山田 人司大澤 悟
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 63

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抄録
建物のノンワーキングジョイントから採取したシーリング材の物性を測定した。10年前後経過後においても、物性面では良好な物性を保持しているシーリング材がほとんどであった。建設省総合技術開発プロジェクト「建築物の耐久性向上技術」、官民連帯共同研究「外装材の補修・改修技術の開発」で、シーリング材の標準耐用年数を当面10年としているが、ノンワーキングジョイントでは、目地設計や施工が適切であれば物性面で10年の耐用年数が期待できることが実証されたため報告する。
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© 2006 日本建築仕上学会
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