抄録
都市再生機構においては、トータルコーディネートにより効率的にまちの価値を向上させるストック住宅のバリューアップ修繕の取り組みがなされている。前報(その1)では、コンセプトに沿った塗装設計により、外壁塗装に水性有機無機ハイブリッド塗料(ポリシロキサン系)塗り仕様が選定された経緯を報告した。本報では、施工後2年半と1年が経過した外壁塗膜の調査を実施し、塗膜の外観(光沢感、汚れ)について概ね良好な結果が得られたので報告する。ただし、塗膜防水やシーリング材の影響で雨だれ汚染が確認された部分もあり一部今後に課題を残した。