日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2019年大会学術講演会
会議情報

2019年大会学術講演会研究発表論文集
石綿含有建築用仕上塗材の施工された外壁への水循環式無振動ドリルを用いた穿孔作業
*長屋 雄貴, 本橋 健司, 小西 淑人, 島田 啓三
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 85-88

詳細
抄録

本研究では著者らが開発した水循環式無振動ドリルを用いて石綿含有建築用仕上塗材および石綿含有下地調整塗材が施工された壁体に対してマニュアルに準拠した穿孔作業を行い、同時に個人ばく露濃度測定および施工区画周辺の大気濃度測定を行った。その結果、いずれについても総繊維数濃度と無機質総繊維数濃度の対象となる繊維状粒子がわずかに確認されたが、クリソタイル繊維は定量下限値以下であった。また、個人ばく露濃度測定および施工区画周辺の大気濃度の粉じんカウントの経時変化を表す相対濃度計による測定においても、作業に起因すると考えられる顕著な粉じん発生量の増加は確認されなかった。作業者の安全性および周辺環境への安全性が確保されていることが実証されたことを報告する。

著者関連情報
© 2019 日本建築仕上学会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top