準耐火・耐火建築物は、延焼のおそれのある部分の外壁の開口部に、防火設備を設置する必要がある。外壁開口部は、防火上の弱点部であるため、海外では開口部であっても外壁と同等の遮炎性等が要求されることもある。しかし、日本では、20分間防火設備の開発から脱却できていないのが現状である。本研究では、120分間防火設備の実現を目的として、長時間の遮炎性能を有する具体的な防火設備の仕様と、課題を明らかにする。ここでは、普通鋼の枠に比べて、防火上不利なステンレス鋼枠と耐熱結晶化ガラスを主たる構成材料とした外壁開口部の窓を対象に一連の耐火試験を実施したので報告する。