日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第21回ファジィ システム シンポジウム
セッションID: 8B4-1
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8B4. 感情
ニューラルネットワークを用いた感情の予測モデル
*渡邉 真暢栗山 裕橋下 友茂山下 利之
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抄録

作業時における感情状態が作業効率,結果等に影響を及ぼすことは既知である.したがって,作業時の感情状態と作業効率等の関係を定量的に把握し,さらにはモデル化できれば,作業時の感情状態を知ることにより作業結果を予測したり,作業環境を改善したりすることができると思われる.そこで,本研究においては,大学での情報教育を事例として取り上げた.この授業は特定の言語を使用せずに簡単な操作でゲーム制作が出来,基本的なプログラミングの考え方や,コンピュータゲームの構成,企画,グラフィックス,サウンドなどを学習する事を目的としている.その授業中の感情状態から授業後の満足度を予測するモデルをニューラルネットワークを用いて構築し,その有効性を考察するとともに,システム設計への応用の可能性を探る.

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© 2005 日本知能情報ファジィ学会
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