抄録
複数の属性からなる入力データを教師なしで自動的に分類する手法のひと
つにT.Kohonenの自己組織化マップ(SOM)がある。従来のSOMは出力層ユニッ
トを2次元平面上に格子状に配置するため、出力結果の表現が制限される。
そこで、出力層ユニットを実数値の座標上に自由に配置する自己組織化マッ
プを提案する。可視化にはユニットの座標を母点としたボロノイ図を用い
る。そして、ユニットの移動や削除を行い、少ないユニットでも見やすい
図を表示することができるようにする。さらに、入力データ間の距離と、
出力層上でのユニット間の距離により、クラスタ分割の妥当性についての
比較を行う。