抄録
近年、正規ユーザになりすました不正ユーザによる不正アクセスが深刻な問題となっており、指紋認証や静脈認証を初めとする様々な個人認証技術が研究・開発されている。この問題に対し、我々は個人認証アルゴリズムそのものよりも個人認証システムのアクセス制御方式に問題があると考えた。
本論文で提案する継続的認可による多段階アクセス制御モデルは、個人認証アルゴリズムが求めた本人の度合に応じたアクセス権しかユーザに与えない。これにより従来のアクセス制御モデルよりもより安全な個人認証を実現することが可能である。