抄録
場所法での記憶は記憶術のひとつとして知られている.市橋らは先行の研究において場所法での精緻化リハーサルを行う際の脳活動をfMRIによって計測することにより,長期に固定された英文センテンス想起に関する脳内処理部位の推定を行った.
さらに場所法での精緻化リハーサル時のEEGを計測し,等価電流双極子推定(ECDL)法を試みて脳内処理部位とその過程を推定することによりfMRIによって示された脳活動との比較を行った[2].
本研究では英文センテンスに対応している数字から場所を想起する際のEEGを計測し,先行研究と同様の解析手法により脳活動部位の推定を行った.
この結果,想起時の脳活動部位とその推移について詳細な結果を得た.