抄録
本研究では、住宅地において住棟・施設の配置だけではなく、敷地内での道路の配置も併せて行い、住環境や施設間の距離を評価の対象とし、快適な環境の住空間を形成するシステムを遺伝的アルゴリズムを用いて構築し、シミュレーションを実行することにより、その有効性の検討を行った。100m四方(1ha)の敷地を想定し、住棟数を入力する。これにしたがって敷地内に住棟・施設を配置し、その後道路の接続を行う。施設は住棟の他に公園とコミュニティセンターを設定した。道路は全ての建物に接続するように生成する。生成された住宅地形態を、はみ出し・重なり、近接度、採光性、道路の総距離の4項目で評価し、遺伝的アルゴリズムを用いて、最適化を行う。様々な住棟数を入力してシミュレーションを行い、システムの有効性を確認した。