抄録
現代はストレス社会である.ストレスは鬱病など精神的な病気を始め,心筋梗塞など様々な病気を発症する要因であり,企業においても職場のメンタルヘルスへの関心が高まっている.現代社会を生きる我々にとって,ストレスを如何に緩和させるかということは重要な問題である.
ストレスを緩和させるシステムとして研究事例は様々あるが,一つとして傾聴型対話システムがある.傾聴型対話システムの有用性は,ユーザにどれだけ「自分を受け止めてくれている」と感じさせるような応答をするか,ということにかかっている.
本論文において我々はユーザの気持ちを理解し,これにより他のシステムに比べよりユーザが「自分を受け止めてくれている」と感じ,効果的にストレスを緩和することができる対話システムを提案する.