抄録
本研究では、最初に、プロジェクトプロジェクトスケジューリングにおける作業の処理時間に関する蓄積されたデータがない新開拓の作業処理を考え、ファジィ理論のメンバーシープ関数を用いて、曖昧な処理時間を定式化している。詳細には、曖昧な処理時間を表すベター分布の代わりに三角形ファジィ数(可能性分布)を、曖昧な納期の代わりに意思決定者の納期を考え、意思決定者と作業担当者の満足度の交わる面積で定義される一致指数で曖昧さを取り扱っている。また、本研究は、処理時間や納期の曖昧さ以外のパラメータ-として、TOCの代表的なドラム・バッファー・ロープという概念に着目し、クリティカルバスを保護するための曖昧なバッファー、作業の先行関係、作業に割り当てる資源の量、資源の導入順序について考察し、プロジェクトの全体最適化を目指している。