日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第27回ファジィシステムシンポジウム
セッションID: TH4-1
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マルチエージェントシミュレーションを用いた土石流氾濫危険区域の検討
*辻原 涼広兼 道幸宮脇 悠輔
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抄録
土砂災害は毎年のように全国各地で発生しており,私たちの暮らしに影響を与えている.土石流は斜面が不安定や表流水が集まりやすいといった素因と,大雨や集中豪雨といった誘因が組み合わさる事によって発生し,速度が大きい,巨礫や倒木を流体に含む,突発的に発生するなどの特徴をもつ.土石流対策として氾濫区域予測が行われ,模型水路を用いた土石流の氾濫区域予測や土石流の氾濫領域の数値シミュレーションなどが行われている.しかし,模型水路を用いた予測では大型の模型水路を構築する必要があり,数値シミュレーションでは,土石流の条件を定めなくてはならず,過去の同じ地質の地域におけるこれらの諸定数の調査を参考にするため,土砂や泥水における濃度や石礫の粒径といった値が一律に扱われてしまう可能性がある.そこで本研究では,マルチエージェントシステムを用いて土石流氾濫の流下現象を表現するシミュレーションを提案する.
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© 2011 日本知能情報ファジィ学会
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