抄録
本研究では、Twitterからのテキスト情報を用いたロボットがタスクを選択するための、コンテキスト理解手法について述べる。将来の知能ロボットは人の不快な状態を発見し、改善可能であれば行動することが求められる。そのためにはユーザの潜在的な欲求をコンテキスト情報から理解する必要があるが、現状のカメラや音声等からの情報では判断が困難である。そこで我々の研究ではテキスト情報からロボットが必要とされる状況の自動的な発見を行い、掃除ロボットがユーザのために掃除を行う、または行わないといった選択に適用する。テキスト情報のやり取りはTwitter上で行われる。ロボットはユーザの「つぶやき」を取得し、掃除するべき状況と判断すれば掃除を行い、ロボットの能力では掃除できない場合はその旨をTwitterに投稿する。また、掃除と関係ない「つぶやき」をロボットに行った場合は雑談システムが生成したテキストを投稿する。