抄録
洪水発生時の避難所や危険箇所等の防災情報を地図上に掲載したハザードマップは全国の自治体で作成され公開されている.その多くは紙媒体のハザードマップであり,掲載可能な情報量に制約があるため避難情報はマップ上の周辺に配置されており,状況に応じて適宜参照することは容易ではない.本稿では,所在地の近隣で洪水や土砂災害が発生した場合に,適切な避難行動を導くための説明文を意義展開ネットワークに基づいて生成する方法を提案する.提案手法によって生成された説明文の有用性を検証するために,説明文を掲載したハザードマップを対象にアンケート用紙で評価実験を行った.その結果を報告する.