日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第28回ファジィシステムシンポジウム
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必然性測度を用いたファジィランダム需要を伴う競合環境下での施設配置の導出
宇野 剛史片桐 英樹加藤 浩介
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 51-54

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抄録
店舗のように他の施設との競合関係を考慮する必要のある施設に対して,獲得需要量の最大化を目的として最適な配置を求める問題は競合施設配置問題と呼ばれる.本研究では,需要に含まれる確率的要因による不確実性とあいまいさや主観による不確定性を同時に考慮した競合施設配置問題について考察する.施設配置を考察する領域を平面で表し,その中に存在する需要の大きさをファジィランダム変数として表すことで問題を定式化する.一般に,確率変数およびファジィ数を持つ問題を数理計画的に解くためには,意思決定者による何らかの基準設定が必要となる.本研究では,まず獲得需要量に対する意思決定者の評価のあいまい性をファジィ目標として表すことで,獲得需要量の満足度を必然性測度により確率変数により評価する.次にこの確率変数がある値以上となる確率を一定以上に保つ機会制約条件を導入することで,確定計画問題に変換する.この問題は最適解を直接求めることは困難であることから,最適解の一つが0-1計画問題を解くことで求められることを示し,施設配置の特性を用いた戦略的振動に基づくタブー探索法を提案する.さらに,問題の数値例に対して提案解法を適用することで,提案解法の有効性を示す.
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© 2012 日本知能情報ファジィ学会
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