抄録
ゴミ焼却炉におけるゴミホッパーは、大型クレーンで投入されるゴミが下に吸い込まれて焼却炉に送られる仕組みになっている。クレーンのオペレータは15分から20分ぐらいの間隔でゴミを投入するが、タイミングが遅れるとゴミ枯れとなり適正な燃焼状態を維持できない。そのために監視カメラを見ながらの作業となるが、ゴミ量のレベルセンサーを用いればオペレータに対する投入指示を自動化できる。FCM識別器を応用したゴミ量のレベルセンサーは、超音波センサーに比べて精度も良く設置済みの監視カメラや計算機を用いればソフト(アプリ)だけで稼働させることが出来る。