抄録
日本では昨年の東日本大震災を発端として企業の省エネルギー対策が急務となっている。特に製造業では生産量や製品品質を維持しながらの省エネが必須である。そこで本稿では工場で消費エネルギーの過半を占める生産設備およびコンプレッサーの省エネを目指し、生産性を維持しながら設備の消費エネルギー量を削減する手法を提案する。提案法では計測データの時系列変化から設備動作を捉えることによって、エネルギー消費量を稼働状態毎に仕分ける。本手法を用いて設備の稼働状態を可視化することで、生産現場担当者は効率的な省エネ対策を講じることが可能となる。