抄録
本論文では、ユーザが描く作りたいロゴタイプのラフスケッチを用いてロゴタイプデザインの方法を提案する。ここで言うラフスケッチとは、ユーザが作りたいロゴタイプのレイアウトのイメージを単色で簡単な線を用いて描いたものである。ユーザは、対話型遺伝的アルゴリズムを用いて作成、提示されたロゴタイプのデザイン候補を評価し、デザイン候補はユーザの作りたいロゴタイプのイメージを反映するようにその評価に応じて修正される。ユーザは必要ならばレイアウトのラフスケッチを使ってデザイン候補を修正することもできる。ユーザが満足するまでデザインプロセスが繰り返される。本論文はまた、提案する方法の有効性、提案する方法がロゴタイプデザインを支援するものとなっているか、スケッチ利用がロゴタイプデザインに有効かどうか、を検証するための2種類の実験、およびその結果についても述べる。