日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第31回ファジィシステムシンポジウム
セッションID: WD2-1
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ゲーム機の利用実態に関する分析
*石井 康夫
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抄録

近年のゲーム機市場規模は、2007年にピークに到達した後、2008年のリーマンショックと同時に低下しつつある。世界三大ゲームメーカーのソニー(SCE)、任天堂、マイクロソフトは、それぞれ深刻な問題に直面している。その原因は、リーマンショックの影響はもちろん、それよりもっと重要な原因は、パソコンにおけるゲーム市場の継続的な拡大と、2008年以降、携帯電話やスマートフォンの急速な普及だと考えられる。本論では、近年のゲーム機の利用実態を明らかにし、業界の課題や利用者のゲーム機に対する要望機能等を明らかにするため、生活者に対しアンケート調査を実施して実証的な分析を行った。分析手法は単純集計、因子分析、多重応答分析、数量化理論等の多変量解析手法を採用した。過去の研究を調査すると関連する幾つかの研究がある。しかし、近年急激に普及している最新の機種も含めた研究はなく、さらに既に述べたような研究アプローチに基づく研究は少ない。今回の分析結果から、いくつかの興味深い結果を得ることが出来た。

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