主催: 日本知能情報ファジィ学会
会議名: 第34回ファジィシステムシンポジウム
回次: 34
開催地: 名古屋大学
開催日: 2018/09/03 - 2018/09/05
同一対象に対する複数回の観測から得られるデータは,異なる値をとるのが普通である.通常,その違いは誤差と見なされ,正規分布に当てはめられ,平均値AVと標準偏差SDに集約される.これに対して,小田は,複数観測値の矛盾度の和の指標C..を提案している.C..は,いわゆるレインジ(範囲)指標を拡張した形になっている.C..を,観測数nの2乗で徐することで,矛盾度指標cを得る.C..と同様に,無関連度の和I..が定義され,C..=I..となる.cの値は,標準偏差SDの1/2に近い値をとることから,SDとの比較がしやすいよう, AMB=2*cを複数観測値の曖昧さの指標として定義している.本研究は,そのAMB値の特性を,数値シミュレーションを通じて明らかにしようとするものである.結果は,AMBの有効性を検証する心理学実験のための刺激作成に利用することができる.