日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第34回ファジィシステムシンポジウム
選択された号の論文の223件中1~50を表示しています
論文集
  • 西村 優花, 竹之内 宏
    セッションID: MA1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    本稿では,ファジィAHPにおける代替案評価をファジィ積分で出力する方法の検証結果について報告している.ファジィAHPは,通常のAHPの加重和における総合評価出力をファジィ積分に置き換えた手法である.本演習では,高萩が考案した「ファジィ積分計算WEB」というツールを使用している. 本演習では,自分に合ったPCを購入したいというようなシチュエーションを想定して,ファジィAHPでξ(代替的な評価をするのか補完的な評価をするのかのパラメータ)を変化させたときの出力比較について検証した.

  • 祝 あすか, 竹之内 宏
    セッションID: MA1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    本稿では,ご当地のゆるキャラについて,ワムナビ・アプリを使った協調フィルタリングによる分析結果を報告している.本稿では,ユーザの好みのゆるキャラに対する度合いを調査し,協調フィルタリングによってユーザにおすすめキャラクターを推薦する.実際にユーザがゆるキャラを見て可愛いか,可愛くないかについてのアンケートを収集し,ユーザにとって最も人気のあるゆるキャラを見つける.また,その人が好むと想定されるゆるキャラをおすすめすることに対して,ワムナビ・アプリを使った協調フィルタリングにより検証する.

  • 楊 睿昕, 本多 克宏, 生方 誠希, 野津 亮
    セッションID: MA1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    アンケートデータのような多変量データの特徴を分析する際の第一着手法として,階層的クラスタリングがしばしば用いられる.類似個体のグループ構造を見つけることで,データ集合全体の大まかな特徴を把握できる.本研究では,SOFT-CRで提供されている階層的クラスタリング・ツールソフトウェアを用いたアンケートデータの分析について,事例報告を行う.

  • 三輪 晃暉, 吉川 大弘, 古橋 武, 寳珠山 稔, 牧野 多恵子, 柳川 まどか, 鈴木 祐介, 梅垣 宏之, 葛谷 雅文
    セッションID: MC1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    高齢認知症患者数は年々増加し,2030年には65歳以上の約20%が認知症患者となると推定されている.また認知症は,症状が進んでからの治療が困難であるため,早期発見が重要とされている.脳波の特徴量であるP300頂点潜時は,認知症スクリーニング検査のMMSE(Mini Mental State Examination)スコア,課題の難易度,年齢,教育歴とそれぞれ関係があることが,個々に報告されている.そのため,P300頂点潜時を計測することでMMSEスコアを推定できれば,認知症の兆候を捉えられ,認知症早期発見につながると期待される.しかしMMSEスコアとP300頂点潜時等との関係は,これまで定量的には同定されていない.そこで本研究では,名古屋大学医学部附属病院老年内科に通院している患者を対象に,オドボール課題による脳波計測実験を行い,MMSEスコアとP300頂点潜時,課題の難易度,年齢,教育歴,更に認知症と関係性があるといわれているα波の重回帰式を同定した.同定の結果,α波はMMSEスコアの推定に統計的に有意な変数であることがわかった.この重回帰式におけるMMSEスコア推定誤差の 95%信頼区間は±3.19であった.

  • 小池 忠, 吉川 大弘, 古橋 武
    セッションID: MC1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    P300とは,ある低頻度の刺激が呈示された際に生じる事象関連電位の一種である.P300を計測するための手法として,一般的にオドボール課題が用いられる.筆者は,被験者が飽きることなく課題に取り組めるような,ゲームベースでのオドボール課題を考案・開発することを最終目標としている.ゲームの要素には様々なものがあるが,本稿ではその要素の一つであるBGMに着目する.被験者実験を行い,オドボール課題におけるBGMの効果について検討する.

  • 三好 哲也
    セッションID: MC1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    音響や光点光源の走査によって,誘導方向を示す積極的避難誘導が提案され,効果的な避難誘導を行うための環境や条件が規程されている.本研究では,音走査方法や音源種別によって,提供する音源に対する被験者の方向定位の特性を分析した結果を報告する.

  • 渡邊 紀文, 木浦 豊治, 有村 勇紀, 糸田 孝太, 大森 隆司
    セッションID: MC1-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    近年アクションカムや加速度センサなど個人の行動を計測するデバイスを利用したスポーツ等の集団行動の研究が行われている.これらの計測では選手が出力する行動を主に分析しているが,集団行動においてはそれ以前に自己と他者が相互の行動を確認し,その意図の推定および目的を共有して,次の行動を判断している.本研究ではこのような集団における自己と他者の意図の共有について頭部の動きから分析し,その過程をシミュレーションするためのモデル化を行う.実験対象はサッカーパス行動とし,選手の頭部の動きを飛行ドローンで計測する.本実験でのドローンによる選手頭部の計測精度および,ボールホルダーと他の選手が視線を向け合って意図を共有しているタイミングおよびパスを出すタイミングの分析結果について述べる.

  • 小田 哲久
    セッションID: MD1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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     同一対象に対する複数回の観測から得られるデータは,異なる値をとるのが普通である.通常,その違いは誤差と見なされ,正規分布に当てはめられ,平均値AVと標準偏差SDに集約される.これに対して,小田は,複数観測値の矛盾度の和の指標C..を提案している.C..は,いわゆるレインジ(範囲)指標を拡張した形になっている.C..を,観測数nの2乗で徐することで,矛盾度指標cを得る.C..と同様に,無関連度の和I..が定義され,C..=I..となる.cの値は,標準偏差SDの1/2に近い値をとることから,SDとの比較がしやすいよう, AMB=2*cを複数観測値の曖昧さの指標として定義している.本研究は,そのAMB値の特性を,数値シミュレーションを通じて明らかにしようとするものである.結果は,AMBの有効性を検証する心理学実験のための刺激作成に利用することができる.

  • 河辺 義信, 小泉 佑揮, 大木 哲史, 西垣 正勝, 長谷川 亨, 小田 哲久
    セッションID: MD1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    本発表では,小田のFCR法の考え方に基づくトラスト値(信頼値)の表現手法について議論する.この手法では,「信頼値」と「不信値」の2軸を用い,FCR法における逆転項目平均法に対応する考え方によって,真の信頼値を計算する.また,トラスト評価の対象となるエージェントを状態遷移機械として表現したとき,その状態にトラスト値の情報を加えた「トラスト値付き状態」を考えることができる.我々は,トラスト値付き状態の時間変化について検討する.

  • 奥田 裕紀
    セッションID: MD1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    本研究の目的は多軸同心円スケール及び記述対象評定法を用いて、日本の大学生群において、いくつかの痛み関する特性について検討することである。研究参加者は、総強制多軸同心円スケールの12の軸の先端にある( )の中に適切な痛みに関するオノマトペを記入し、各双極性スケール上の適切な位置に×印をつけて、指定された痛みについて評定するよう求められた。研究参加はまた、ワゴムが一定の方法で指先にあたった時に感じる痛みの強さを痛みの単位と想定するよう教示された。そして、研究参加者は各オノマトペが、ワゴムによる痛みの単位の何倍の強さの痛みを表すと思うか、0以上の数値で評定するように求められた。双極性多軸同心円スケールによって評定された50以上のオノマトペの痛みの大きさの代表値(中央値、最頻値、平均値)と数値評定による平均値との積率相関係数が算出された。高度に有意な相関係数は、本研究における多軸同心円スケール及び記述対象評定法を用いた評定方法に一定の基準関連妥当性があることを示唆する。

  • 但馬 文昭, 西山 善郎, 松田 充夫
    セッションID: MD1-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    波長より細い銀パイプの複素屈折率を2層円筒モデル(内層パイプと外層パイプ)により調べた。電界放出型電子顕微鏡で1回の処理で作成した銀パイプを観察したところ、その銀微粒子の集合構造は、複素屈折率が異なる2層の同心円筒で構成されていると仮定できると考えた。パイプに660nmのレーザー光を当てて散乱光強度の角度分布を測定し、2層円筒モデル計算によりフィッティングを行ったところ、屈折率の最適値は決定できたが、不確かさの範囲は決定できなかった。その原因は2層の円筒の境界のあいまいさによると推定される。

  • 山本 雄平, 姜 文渊, 田中 成典, 中村 健二, 田中 ちひろ
    セッションID: ME1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    近年,複数の視点からライブやスポーツの鑑賞・画像解析を行うために有線や無線を用いて多数のカメラを連動し,時刻同期して撮影を行う技術が開発されている.しかし,既存手法では,専用の撮影機材を使用しているため導入コストが大きい点に課題がある.一方,スマートフォンなどの安価な機器を用いる手法も提案されている.しかし,端末の性能ごとに処理速度が異なるため,撮影した映像に時刻差が生じる課題や,通信機能を持たない一般のビデオカメラなどの撮影機器では時刻同期できない課題がある.そこで,本研究では,市販のビデオカメラを用いて,動画の時刻を同期する場合の課題を明らかにするとともに,映像内の情報を用いた同期技術を検討する.

  • 蔭山 雅洋, 山本 雄平, 田中 成典, 柴田 翔平, 鳴尾 丈司
    セッションID: ME1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    平成25年に文部科学省が報告した運動部活動での指導のガイドラインでは, 指導者が効果的な指導を行うには, 自身の経験に頼るだけでなく, スポーツ医・科学の研究の成果を積極的に習得し, 活用することが重要であるとされている. 近年では, センサ技術やIT技術の発展により, 計測装置の小型化が進み, バッティング直後に, スイングの結果を即時にフィードバックできる計測装置が開発されている. この計測装置では, 取得された計測データから打者のバットスイングの特徴を計測することが可能となる. しかしながら, アマチュア野球選手の指導現場では, 未だに, 科学的なデータに基づいた指導方法は, 確立されていない. その原因として, これまで我が国の野球において, 合理的な指導と非合理的な指導が混在していることに加えて, 算出された数値に対する解釈が難しいことが考えられる. そこで, 本研究では, これまで得られたデータに基づき作成した評価シートの提示が高校野球選手の打撃に関する理解および意欲に及ぼす効果を検討し, スイング計測装置を用いた打撃指導に役立てることを目的とする.

  • 加藤 頌大, 上田 真由美, ぱのっと しりあらや, 中島 伸介
    セッションID: ME1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    近年,生活習慣病の予防をはじめとした健康意識が高まっており,各料理レシピのカロリーを把握したいという要求が高まっている.このような背景から,料理レシピのカロリー自動計算方式を実現することは,社会的にもその貢献度は高く,情報技術の研究分野においてこのような取り組みを行うことの意義は大きいといえる.そこで,本研究では,既存の料理レシピ提供サイトで提供される料理レシピから食材や調理方法を抽出し,Doc2Vecを用いてベクトル化を行い,この特徴ベクトルとカロリーを紐づけて学習することで,未知の料理レシピの自動カロリー計算を実現する手法を提案する.

  • 保田 義之, 江 斌, 井ノ口 弘昭, 秋山 孝正
    セッションID: ME1-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    健康まちづくりの一形態として、身体面の健康だけでなく、人々が生きがいを感じ、安心安全で豊かな生活を送れるスマートウエルネスシティが提案されている。本研究では、スマートウエルネスシティの健康まちづくり構成要素に基づく類型化を行う。具体的には、都市の健康について5種類の側面を定義する。つぎに、スマートウエルネスシティの健康まちづくりの構成要素を定量化する。ここでは、ファジィクラスター分析(ファジィc-means法)を用いて、スマートウエルネスシティを類型化する。さらに、これらの結果を用いて、代表的な健康政策要素の構成パターンを抽出する。最終的に、スマートウエルネスシティにおける健康政策の有効性を評価する。

  • 澤村 勇輝, 大須賀 慶真, 中村 剛士, 加納 政芳, 山田 晃嗣
    セッションID: MF1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    オノマトペは直観的なイメージを伝えるのによく用いられる。そのオノマトペを用いてデザイン支援をする研究事例がこれまでいくつか存在する。それらの事例におけるデザイン対象は、コンピュータグラフィックス、ロボットモーション、毛筆フォントなどである。しかしながら、オノマトペのみを用いて最適なデザインを獲得するのは困難である。中村らは、毛筆フォントの最適デザイン獲得において、デザインパラメータの初期値設定にオノマトペを用いる手法を提案した。中村らの実験結果は、提案手法がユーザの所望する毛筆フォントをデザインする際の作業コストを削減することを示した。しかし、中村らの実験ではオノマトペで表現しやすい外観を持ったフォントが対象となっていた。そこで、本論文では、オノマトペで表現しにくい外観を持ったフォントを用いて同様の実験を行い、中村らの提案手法の有用性について議論した。

  • 児玉 涼次, 中村 剛士, 加納 政芳, 山田 晃嗣
    セッションID: MF1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    我々はGANの生成画像の分散に基づいた新たな損失関数を提案し,生成モデルに適用する.この手法によってmodecollapseを回避し,多様な画像を生成することを試みる.本稿では提案手法を導入したGANを用いてイラストデータにおいて実験を行い,多様な画像生成が可能になるかどうか,また,どのパラメータ設定が最適かを確認する.本研究は,生成するイラストの品質を向上させる可能性を秘め,創作活動やエンターテイメントを支援することができると期待される.

  • 乙黒 実穂, 今井 順一
    セッションID: MF1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    RGB-D カメラを用いて人物の視界を推定し,視界内に存在する物体を認識した物体と仮定してアウェアネスマップと称するマップに示すシステムが提案されている.アウェアネスマップ上の物体が移動した場合でもアウェアネスの情報を維持,更新が可能であるが,移動物体がカメラから遮蔽された場合は情報を正しく更新できない問題があった.そこで本研究では,対象の移動物体を色及び距離情報を用いて追跡し,遮蔽の発生時や解消時にも正しくアウェアネスマップを更新できるシステムを提案する.

  • 粥川 優騎, 高橋 泰岳
    セッションID: MF1-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    従来の研究ではロボットによる情動表現が人のモチベーションに影響することが示唆されている.ロボットの情動表現による子どもの学習効果を調べた研究があるが,スポーツやゲームの中で人のモチベーションを向上させるために人型ロボットによる感情表現を用いた研究は少ない.本報告では,人がゲームを継続するモチベーションに対するゲーム中の人型ロボットの情動表現の影響を調べるために,情動表現を行う人型ロボットと人の間で繰り返しじゃんけんをする実験を行う.実験結果から人型ロボットの情動表現が人のモチベーションへ与える影響を検証する.

  • 中本 光太朗, 大西 圭
    セッションID: MG1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    人間組織で発生する問題は,複数の目的を考慮する多目的最適化問題である場合や,人によって評価基準が異なる最適化問題である場合がある.そのような問題の解決には通常,計算機による多様な解の獲得と人間による解の選択という二段階の手続きが必要である.この二段階の手続きを一つに統合して効率よく解を導く方法が望まれている.本研究では,この二段階の手続きを統合する方法として,マルチエージェントシステム型の進化計算を提案する.そして,それを人間グループのアバター作りの問題に適用し,アルゴリズムを評価する.

  • 大西 圭
    セッションID: MG1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    本論文では,生物個体の2種類のスケールフリー行動を模倣する2種類のシンプルな集団解探索法は開発する.スケールフリー行動とは,餌を単独で探す生物種の個体がとる行動であり,その1つ目の種類は,現在の餌場からの移動距離がベキ分布に従う行動(空間的スケールフリー行動と呼ぶ)のことである.もう1つの種類は,現在の餌場の滞在時間がベキ分布に従う行動(時間的スケールフリー行動)のことである.さらに,餌場の位置が変わらない静的な環境とそれが変わる動的な環境を想定したシミュレーションを行い,時間的および空間的スケールフリー行動の特性を比較する.

  • 丸山 功貴, 吉川 大弘
    セッションID: MG1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    遺伝的アルゴリズムを実問題に適用する場合,評価値がある目標値を満たした満足解を複数獲得することが求められる場合がある.そのような場合,設計の選択肢を確保するため,多様な(互いに離れた)満足解を獲得することが要求される.そこで本稿では,多様な満足解の獲得手法を提案し,多数制約付き最適化問題に適用する.また,従来の設計変数の多様性を維持する代表的な手法として,島モデルとの比較を行い,実問題への適用可能性について検討する.

  • 丹羽 健斗, 吉川 大弘
    セッションID: MG1-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    近年,進化計算の工学的応用が活発となっている.これらの中で,特に実問題においては,目的関数ごとに特性が異なり,探索の難易度に差が見られることがある.その際,探索難易度が低い目的関数の最適化は進む一方で,探索難易度の高い目的関数の最適化が進みづらく,探索に偏りが生じる可能性がある.実問題において目的関数として用いている以上,各目的関数が均等に最適化されることが望ましい.そこで本稿では,探索難易度に基づき,探索資源を高難易度目的関数に優先して分配する手法を提案し,ベンチマーク問題を用いて性能の評価を行う.

  • 伴 浩美, 大薮 多可志
    セッションID: MH1-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    医療現場の国際化に対応するため,医療・薬事スタッフ向けに2011年から医療英語検定試験「国際医療英語検定(CBMS)」が行われている.本研究では,医療英語認定試験の英文にはどのような特徴が見られるのか,当該試験問題形式を踏襲したワークブック(問題集)に掲載されている英文について計量言語学的な解析を行った.すなわち,医療英語検定の英語について,文字種や単語種,及びその出現頻度を調査した.

  • 伴 浩美, 大薮 多可志
    セッションID: MH1-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    2015年3月14日,北陸新幹線の長野〜金沢間が開業した.それまで東京〜長野間で運行されていた「長野新幹線」が上信越・北陸地方に延伸され,東京から石川県・金沢までを約2時間30分(新幹線開業前は約3時間45分)で結ぶようになった.また,それまで便宜上「長野新幹線」と呼ばれていたが,これを機に「北陸新幹線」と改称された.立山黒部を始めとした大自然が魅力の「富山県」,加賀百万石の歴史都市・金沢が人気の「石川県」へ,首都圏からのアプローチが大幅に向上した.本研究では,開業3周年を迎えた北陸新幹線が,利用者からどのような評価を得てきているのか,調査,検討を行った.

  • 河崎 工, 木村 昌臣
    セッションID: MH1-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    深層格とは、述語に係る名詞の述語に対する意味的関係である。名詞と動詞間の関係を適切に見出し深層格として割り当てることは意味情報を正確に把握するために重要である。従来、深層格推定(意味役割付与)は、構文解析や係り受け解析で得られた情報をもとにした手法が研究されてきた。しかし近年、単語の分散表現を埋め込んだニューラルネットワークを利用した手法が提案されてきている。分散表現として単語に割り当てられるベクトルは類似したカテゴリの単語同士が同じようなベクトルとなるよう学習される。そこで、本研究では日本語を対象として、単語の分散表現を利用した深層格推定手法を提案する.

  • 柴田 淳司
    セッションID: MH1-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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     人は音を通して様々な意味を理解し,同時に伝えることができる.対話では単純な相槌だけで相手に対し同意や疑問を提示できる.これは赤ちゃんやペットの鳴き声から相手の意図を察知できる点を鑑みるに,言語情報でなく韻律情報に起因すると仮定する. そこで本研究では,韻律情報のみによる人との対話システムの構築を目指し,韻律情報から人が汲み取る含意のクラスタリングを行う.具体的には,相槌や物音など言語情報に乏しい音情報を機械学習により特徴空間にマッピングし,各音に対して人が感じる含意とのマッチングを取る.これにより,相槌のみで対話できるシステムの検討を行う.

  • 要川 拓野, 本多 克宏, 生方 誠希, 野津 亮
    セッションID: MA2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    おすすめシステム構築JAVAアプリ「ワムナビ・アプリ」は,趣味・嗜好に関するアンケートデータから,誰でも簡単におすすめシステムを構築できるツールソフトウェアであり,ファジィクラスタリングに基づくユーザ・アイテムの同時分類により,協調フィルタリングを実装している.本研究では,全国の観光地を対象に実施した,旅行先の満足度に関するアンケートデータを用いて,旅行先おすすめシステムを構築した事例を報告する.

  • 大堀 杏, 福島 卓弥, 中島 智晴, 秋山 英久
    セッションID: MA2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    LogAnalyzer3 は RoboCup サッカーシミュレーション 2D のゲームログ解析ツールである.RoboCup ではチームの開発を行う上でデータ分析を行うことが望ましい.そこで試合ログを解析し,特徴量を抽出できる LogAnalyzer3 を開発した.このツールにより,実際のサッカーでも扱われる特徴量が抽出される.本発表では LogAnalyzer3 とその応用例を紹介する.

  • 馬野 元秀
    セッションID: MA2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    我々は以前に Common Lisp にファジィ集合を定義し操作ができる機能を付加する研究を行なっていた。そのシステムが SOFT-CR に登録されている。これにより、さまざまなファジィ集合とファジィ関係(タイプ n、レベル-m、L- およびこれらの組み合わせ)を定義し、多くの組み込み関数を使ってプログラムを作成できる。組み込み関数はすべての種類のファジィ集合に適用できる。ここでは、システムの基本的な使い方について例を用いて述べる。現在、システムは Windows と Unix 上で利用可能である。

  • 石川 大純, 猪膝 孝之, 田野 俊一, 市野 順子, 岩田 満, 森 真吾, 井出 将弘
    セッションID: MB2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    本研究室ではアイディア出しを支援することを目的に以下の3つ、1)複数人で使用可能、2)環境の限定が無い、3)様々な入力が可能、を満たすようなAR環境の提案とプロトタイプシステムの実装を行った。しかし、評価はプロトタイプ実装の機能的な評価のみ行われており、提案したシステムがアイディア出しにおいて知的支援を行えているかについては検証されていない。本研究では、プロトタイプ実装での問題点を分析し、その機能改善およびアイディア出しに対して知的支援が行われているかを検証・評価することを目的とする。

  • 大前 佑斗, 古屋 達朗, 水越 一貴, 大島 崇行, 榊原 範久, 水落 芳明, 八代 一浩, 高橋 弘毅
    セッションID: MB2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    本稿では、1人1台のタブレット端末を用いた相互閲覧型学習において、成績向上のために不足している自己閲覧時間、他者閲覧時間を授業中にリアルタイムで教員へフィードバックするシステムについて報告する。本システムは、エントロピーを基準とし、必要な閲覧時間をデータドリブンで推定した値を用いている。

  • 山田 雅之, 遠山 紗矢香, 近藤 秀樹, 大﨑 理乃
    セッションID: MB2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    現代社会において電子掲示板は多様な活用がなされている。近年これらの電子掲示板に蓄積された膨大なデータを活用するデータサイエンスや教育機関でのラーニングアナリティクスに関わる研究が求められている。本研究は工業系の大学に設置されたアクティブラーニング教室を改善し続けるために協働している学生スタッフが業務での情報共有のために用いる電子掲示板への書き込みデータを分析対象とした。分析には議論過程可視化システムを利用した。対象としたデータはすでに多様な分析が進みつつあり、近年着目されているマルチヴォーカリティの視点から今回はネットワーク分析を実施した。ネットワーク分析では,データに基づいて人同士のかかわり合い方の変化を可視化が可能であり,参加者間の相互作用や時系列的な変化を分析が可能である。具体的には、掲示板での相互作用から学生スタッフの集団的認知責任に着目し分析を実施した。

  • 上田 拓弥, 工藤 卓
    セッションID: MC2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
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    自身の手が見えない環境て?ラバーハンドと本身の手を同期的に触刺激すると,ラバーハンドが自身の手のように感じるラバーハンドイリュージョン(Rubber hand illusion,RHI) は身体的感覚か?外界のものに寄託する現象である.本研究では,自作した延長可能なラバーハンドを用いて,視覚と触覚の同時に刺激によるRHI を行った.また,実験後に回答して貰った内観報告書と,国際式 10-20 法によるC3とC4 の電極位置における脳波の相関値,橈側手根屈筋の筋電位計測からRHIの強度を客観的に評価した.その結果,RHIの誘導試行を繰り返すことによって,C3-C4の脳波パワーの相関値と内観報告書のRHI関連スコアの上昇か?みられ,RHI に積算性がることか?示唆された.また,試行回数が多い場合はラバーハンドの長さが2 m を越えてもRHI の発現か?確認された.興味深いことに内観報告書にて RHI の発現を感し?ないと報告するものて?も,脳波の相関の上昇や,回避行動か?確認され,非自覚の RHI 発現か?ある可能性か?示唆された.

  • 豊田 誠, 山口 大貴, 工藤 卓
    セッションID: MC2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    認知科学的知見に基づき人の情動を客観的に推定する技術はニューロマーケティングなどに応用されている.本研究は動画の情動的コンテクストに伴う特定の脳活動を抽出することを目的とした.計測環境によるストレスや,情動を誘導する分岐シーン部分以外の動画内容の影響を低減するため,実験で使用した動画の登場人物,撮影場所を同じにし,動画を無色,無声にして情動に関わるコンテクスト以外の要素を排除した.また,ウェアラブルなfNIRSを使用し,拘束が少ない状態で額部から脳活動を計測した.結果,登場人物が泣く内容の「悲しみのシーン」視聴時の脳血流量は他のシーンより顕著に少なかったことから,ネガティブなシーンや悲しむ様子を見ることにより,前頭葉の活動が抑制される可能性が示唆された.この時の脳活動とコンテクストを排除した動画視聴時の脳活動に有意差が見られたことから,コンテクストに依存した脳活動が抽出されたと考えられる.

  • 木村 大輝, 戎井 康平, 工藤 卓
    セッションID: MC2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    運動スキルの習得には個人差があり,効率的な学習のためには運動学習に対する個性を理解することが有効である.例えば,反復学習による運動スキル習得が早いが精度が低い人も居れば,運動スキル習得は遅いが,運動習得後の精度は良い人もいるだろう.これまでに運動スキルの学習前後で活性化する脳領域が異なるという報告があり,学習成立前後で脳活動が切り替わっていることが考えられる.故に運動の習得の速さと精度は脳活動モードの切り替えが関連すると考えられる. そこで,本研究では脳活動の切り替えと運動スキルの精度との関係性を明確にするために,階層的なボタンスイッチのスキル学習をデザインした.特定の順序で3つのボタンを連続して押すタスクを一つのブロックとして,2つのブロックを順に実行する階層的なボタン押しタスクを実験参加者に学習して貰った. 十分な学習の後,ブロック内のボタン押し順序は変更せずに,ブロックの順序を入れ替えてボタン押し運動を行って貰った.多くの実験参加者は,上階層であるブロックの順序を入れ替えることで,ブロック間の動作実行時間が増加するのみならず,ブロック内のボタン押しにかかる時間が増加した.ブロック内のボタン押し順序が同じであるにもかかわらず,ブロック内のボタン押し時間が増加したのは,無意識に運動を行う脳活動のモードが,意識的に運動を制御するモードへ切り替わっていることを示している可能性がある.他方で上階層であるブロック間の運動時間のみ増加した実験参加者や,どちらの階層においても運動の速度低下が観察されなかった実験参加者も存在した.いずれの場合も運動にかかる時間の増加に伴って前頭前野でのEEGパワーの上昇が観察された. これらの結果は,階層的な運動スキルの習得において,多くの人は階層間の運動記憶が強く分離しておらず,上位階層のパターンの学習必要性が生じると下位階層から再度学習を行おうとする傾向かあると解釈できる.

  • 堀尾 恵一, 森 逸平, 古川 徹生
    セッションID: MC2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    学習パラメータが異なる様々なエージェントに対し,学習パラメータの推定および適切な報酬を設計するために,評価値付き入力ベクトルを取り扱う自己組織化マップを用いる.

  • 松本 義之, 和多田 淳三
    セッションID: MD2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    ラフ集合は1982年にZ.Pawlakにより提案された理論である。ラフ集合は様々な対象から決定ルールを利用して知識を獲得する事ができる。決定ルールを用いて、データ分析や予測を行うことも可能である。しかし、対象から得られた決定ルール数が多すぎる場合がある。あまりに多くのルールが得られた場合、その利用が困難になる場合がある。ただしルールを併合しすぎるとC.I.値が低くなる場合がある。そこで本研究では、決定ルールを併合してルール数を削減する方法を提案する。得られた極小決定ルールを条件属性数を削減することにより併合する。そのときにC.I.値が低いルールを削減する手法を提案する。

  • 岡本 容典
    セッションID: MD2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    多層ニューラルネットワークでは学習に誤差逆伝播法が使われることが多いが,一般にこの誤差関数は大局的な最適点へ収束することが保証されていない.そこで限定された条件の下で3層ニューラルネットワークにおける誤差関数のHesse行列式を導出し,誤差関数が凸関数となるための十分条件を求めた.

  • 古殿 幸雄, 畑岸 邦枝
    セッションID: MD2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    本研究の目的は、WJBL(Women's Japan Basketball League:バスケットボール女子日本リーグ)引退選手のデュアルキャリアへの認識を調査することで、アスリートのデュアルキャリア教育のあり方を検討することである。本研究では、デュアルキャリアについての認識を把握するためにWJBL引退選手45名に対してアンケート調査を実施した。このWJBL引退者調査に基づいて、アスリートのデュアルキャリア教育について考察する。

  • 井田 正明
    セッションID: MD2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    近年,社会科学(ノンエンジニアリング)の領域において,大学などさまざま組織に関するデータが電子機的に活用しやすい形態で提供されてきている.本稿では,高等教育機関に関する公表情報を考え,それらサーベィと留意点を述べる.

  • 尹 禮分, 中山 弘隆, 尹 敏
    セッションID: ME2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    近年,道路陥没年々増加し,現在は年間約350件程度発生している.さらに今後も耐用年数を越える老朽管渠が加速度的に急増することから,国内に張り巡らされた下水道管渠破損の弊害として,下水の収集・排除に支障をきたすことだけでなく,道路陥没により交通障害を起こす恐れなど,社会的影響は多大であると考える.下水道管渠を含む社会基盤設備は,敷設後適正な維持管理がなされ,はじめてその機能が発揮することができる.そのため,設備の定期的な点検を行い,改築や修繕を適正かつ計画的に実施する必要があり,その効率性が求められている.そこで本研究では,下水道管渠の維持管理に対する有意な知見を知るべく,管渠データ間の変化を疎構造学習の一種であるグラフィカルラッソ(graphical lasso)を用いて分析を行う.補修不要(正常)と補修要(異常)データ間の点検項目間の関係性を検証し,補修要否の判定に影響を及ぼしている要因を明確にすることで,下水道管渠の保守や維持管理計画における効率化を目指す.

  • 山田 貴之, 政木 英一, 藤本 雄一
    セッションID: ME2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    本研究開発は、人の高精度な位置情報と生体情報等のデータをリアルタイムに収集・解析するシステムを通じて、社会が抱える課題解決に向けて寄与することを目的としている。日本では、2020年の東京オリンピックに向けて、スポーツに関わる政策が積極的に推し進められている。本成果の初回ターゲットとして、スポーツ分野に着目し、スポーツ選手のパフォーマンスの定量化、健康促進、また新規ビジネス創出等の発展に寄与することとした。 具体的には、人体に装着できるリアルタイムセンシングデバイス、RTK処理を同時並行処理し位置精度を向上するための基準局デバイス、データ収集用のステーションデバイスの開発をした。それら開発機器は市場へ安価に提供するため、最適なセンサの組み合わせの調査・設計をした。今回はサッカーに適用したソフトウェア開発を実施すると同時に製品化にむけた精度検証・運用実験を実施した。 本成果は、スポーツ分野だけでなく建設機器や農作機器の管理、UAVへの適用、徘徊老人の管理、牧場での動物の管理などへ活用することが期待できる。

  • 姜 文渊, 山本 雄平, 田中 成典, 中村 健二, 田中 ちひろ
    セッションID: ME2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    我が国では,2020年の東京オリンピックに向け,ICTの活用による選手の競技水準の向上政策が推進されている.こうした背景の下,スポーツ分野の計測機器や計測データの可視化システムが多く開発されてきた.その中で,サッカーにおいて,画像処理やGPSセンサにより選手の位置を取得し,移動軌跡を分析する研究がなされているが,チームパフォーマンスが正確に把握できない問題がある.そこで,本研究では,チームフォーメーションを正確に把握するため,TINを用いて近い選手同士の位置関係を容易に確認可能な可視化システムを提案する.

  • 田中 ちひろ, 山本 雄平, 姜 文渊, 中村 健二, 田中 成典, 林 勲
    セッションID: ME2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    我が国では,2020年の東京オリンピック・パラリックに向けて,最新のトレーニング手法の導入や競技レベルの向上に関する政策[1]が推進されている.この背景の下,計測機器を用いた計測データの可視化および分析システムの開発と活用が促進されている.しかし,これらのシステムは画一的な分析方法がないことから普及が進んでいない.また,分析の対象もプロスポーツに限定されており,カレッジスポーツでの利用が促進されているとはいえない.そこで,本研究では,チームスポーツの中でも複雑かつ論理的な戦術を要し,選手の役割が明確であるカレッジスポーツのアメリカンフットボールに着目する.その中でも戦術上で重要なパスプレーに着目し,GNSSの計測データを可視化するシステム[2]で可視化した軌跡画像を用いて,深層学習による戦術分析を試みる.深層学習を用いて,選手の軌跡画像データにより投球から捕球(マッチアップ)の成否を判定することで,実際に指導者が求めている情報であるQB(投球者)の位置とパスのタイミング,WR(捕球者)のコース取り,DB(阻止者)の反応動作などが分析できるかを検証する.

  • 岩倉 亮介, 吉川 大弘, 古橋 武
    セッションID: MF2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    近年,自然言語を用いた自動対話システムの研究が注目を集めている.非タスク指向型対話システムでは,タスクを特定せず雑談を行うため,長期間に渡って継続的に対話を続けたいとユーザが感じるようなシステムが必要とされる.一方,対話継続性の向上には,ユーモア表現を含む発話が有効であることが,従来研究で示されている.さらに,話し相手として,ユーザの話に共感を示すような相槌も重要である.そこで本稿では,非タスク指向型対話システムにおける発話を目的として,対話の相槌に利用するユーモア語句の生成に関する検討を行う.

  • 作本 賢吾, 今井 順一
    セッションID: MF2-2
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    人間はリスクを伴う大きな利益より小さくても確実な利益を好むが、損失はリスクを伴ってでも無くそうとする傾向がある。ユーザをサポートするエージェントに求められる性質も、ユーザが利益を得るのか損失を被るのかの状況によって変化すると考えられる。本研究では、最良の結果も最悪の結果ももたらす不安定なエージェントと、中程度の結果を安定的にもたらすエージェントが、利益を得る状況と損失を被る状況でそれぞれユーザに与える信頼感を調査した。その結果、利益を得る状況において安定したエージェントへの信頼感が高いことがわかった。

  • 谷嵜 悠平, ジメネス フェリックス, 吉川 大弘, 古橋 武, 加納 政芳
    セッションID: MF2-3
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    近年,人の学習を支援する教育支援ロボットが注目され,学習者に共感するような感情を表出する共感表出法が提案されている.従来研究では,表情変化による共感表出法のみが提唱されている.そのため,身体動作単独,または表情変化と身体動作による共感表出法の効果は未報告である.そこで本稿では,感情表出方法の異なる三種類のロボットに共感表出法を搭載し,長期的な実験において学習者に与える学習効果とロボットから受ける印象を検討する.

  • 太田 賢史, ジメネス フェリックス, 吉川 大弘, 古橋 武
    セッションID: MF2-4
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    近年, 人の学習を支援する教育支援ロボットが注目されている.しかしながら, これらの教育支援ロボットの問題として, 学習者がロボットの行動を画一的と感じ, ロボットとの共同学習に飽きるという点がある. 従来研究では,この問題を解決するためにロボットが学習者の気持ちに共感するような感情を表出する, 共感表出法が提案された. この方法は, 解答時間に応じて感情を表出する. しかしながら, 実際は学習者の書込時間を考慮すべきだと考える.書込時間は, 問題を解答するために学習者が書く時間として定義されます. 例えば, 書込時間が長いと解答時間も長くなる. その場合, 従来の共感表出法では, 眠気側の感情が表出される. 書込時間が長い学習者の感情に共感するには, 共感表出法は覚醒側の感情を表出するべきであると考える. しかしながら, 書込時間にのみ基づいて感情表出するロボットの印象はわからないため, 本研究では書込時間に基づく感情表出するロボットの印象調査をする.

  • 藤本 勝成, 渡邊 祐太
    セッションID: MG2-1
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/01/09
    会議録・要旨集 フリー

    本研究は,鋼構造物の塗膜劣化度の画像診断支援システムの構築を目指している。本報においては,その前処理部を構成する背景除去部に関する基礎的研究を行った。ここで提案される手法は、以下の3つのアルゴリズムを順次組み合わせて構成されている:モザイク処理,フラッドフィル,グラフカットアルゴリズム

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