奈良県立医科大学リハビリテーション科
済生会奈良病院神経内科
2017 年 29 巻 1 号 p. 3-9
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パーキンソン病では他の神経疾患に比べ顎関節脱臼が多いことが示唆された。症例検討から,進行例で頸部後屈を伴った場合にみられ,運動学的に頸部後屈は顎関節脱臼を助長すると考えられた。パーキンソン病以外の神経疾患においても,頸部の姿勢や筋緊張異常を考慮することにより,顎関節脱臼の発生に関与する神経学的病態が明らかになる。
顎関節研究会誌
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