宮崎大学 内科学講座消化器血液学分野
2009 年 51 巻 8 号 p. 1692-1699
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69歳女性.B型+アルコール性肝硬変による食道静脈瘤上に不整発赤を認め,NBI(narrow band imaging)併用拡大内視鏡にて上皮内癌と診断した.静脈瘤の治療後(内視鏡的硬化療法,食道静脈瘤結紮術,クリッピング)に超音波内視鏡にて血管消失を確認し,癌病変の内視鏡的粘膜切除術を安全に施行できた.同様の症例では上述の非侵襲的検査を適切に組み合わせて用いることが非常に有用であると思われた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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