日本消化器内視鏡学会雑誌
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総説
酢酸を併用した内視鏡診断
八木 一芳水野 研一中村 厚夫関根 厚雄
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2011 年 53 巻 7 号 p. 1759-1765

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抄録
酢酸を併用した内視鏡観察は(1)酢酸による白色化のため拡大観察にて粘膜構造が立体的に観察され,その形態から診断する酢酸エンハンス拡大内視鏡,(2)癌部と非癌部で酢酸による白色化の消失時間が異なる現象を利用した酢酸ダイナミック・ケミカル法,(3)酢酸と共に,または酢酸撒布の後,インジゴカルミン撒布を追加すると癌部にはインジゴカルミンが付着しないが,非癌部には付着する現象を用いて診断する酢酸・インジゴカルミン・併用法および(4)酢酸撒布下でNBI併用観察すると癌は茶色,非癌は緑に見える現象を用いた酢酸撒布下NBI観察法がある.以上の手技を詳細に解説する.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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