日本消化器内視鏡学会雑誌
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症例
拡大内視鏡と超音波内視鏡を用いて正診し得た平滑筋腫の直上に存在した表在食道癌の2例
菊池 大輔飯塚 敏郎布袋屋 修山下 聡中村 仁紀藤本 愛松井 啓黒木 優一郎三谷 年史矢作 直久貝瀬 満
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2011 年 53 巻 7 号 p. 1772-1777

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抄録
症例1は50歳代の女性,症例2は80歳代の男性である.通常観察でいずれも隆起や凹凸が認められ,粘膜下層浸潤癌が疑われた.拡大内視鏡と超音波内視鏡にて,粘膜筋板由来の平滑筋腫に併存するT1a-EP/LPMの表在食道癌と診断した.両症例とも内視鏡的粘膜下層剥離術を施行し,平滑筋腫を含めて断端陰性に一括切除し得た.様々なモダリティーを組み合わせて深達度診断を行うことが,表在食道癌の正しい診断に重要であると考えられた.
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© 2011 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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